UQモバイルは当月に使い切れなかったデータ容量を、翌月にくりこすことができます。
「いや、あたりまえじゃね?」と思うかもしれませんが、意外とくりこし機能がない格安SIMもあるのでUQモバイルのメリットの1つと言えます。
では、くりこし可能なことがわかったところで、くりこし分の期限がいつまでなのか、注意点はあるのかなど気になるポイントをみていきましょう。
もくじ
UQモバイルのデータくりこしについて
くりこしとは、その名のとおり余ったデータ容量を翌月にくりこすというもの。
たとえばプランS(3GB)を使っており、1月に2GBしか使わなかったとしましょう。
すると、使い切れなかった1GBは2月にくりこされるので、2月に使えるデータ容量は4GBになるというわけです。
くりこしできる上限は決まっている
ただし翌月にくりこしできる上限は決まっており、『毎月の基本データ容量』までとなっています。
基本データ容量
- プランS:3GB
- プランM:9GB
- プランL:14GB
たとえばプランMなら、9GBまでしか翌月にくりこせないってことです。
まあ普通にデータ容量を使っていればムダになるデータ容量は発生しないので、そこまで気にしなくていいと思います。
くりこし分から消費されるのでムダなく使える
UQモバイルのデータ容量はくりこし分から消費されていくので、ムダなく使っていけます。
くりこし順
- くりこし分
- 基本データ容量
- データチャージ分
といった順に使われていくので、基本データ容量が残り、使いようによってはガンガンくりこしできるようになります。
どのプランでもくりこしは可能
UQモバイルは、基本的にどのプランでもくりこしができるようになっています(データ無制限は例外ですが)。
もちろん、くりこしも自動的におこなわれるので、自分で何かやったりする必要もありません。
UQモバイルのデータくりこしに関する注意点
くりこし分の期限は翌月まで
くりこし分のデータ容量には期限があり、翌月末までしか使うことができません。
せっかく翌月にくりこしても、翌月もデータを消費しなかったら台無しになってしまいます。
ただ先ほども解説しましたが、くりこし分から先に消費されていくので、普通に使っていれば損することはないはずです。
チャージした分はくりこしされない
データチャージした分には『くりこし』という概念がなく、有効期限が90日と決まっています。
基本データ容量を消費したあとにチャージ分が消費されるので、どうしても余りやすいです。
なのでチャージする時は、ちょうど使い切れるくらいのデータをこまめにチャージしていくのが賢いやり方です。
大きいプランから小さいプランに変更すると損する可能性も
プラン変更をしてもデータ容量のくりこしは問題なくおこなわれます。
ただし、プランLからプランMみたいに大きいプランから小さいプランに変更するとくりこし分が減少してしまうので注意が必要です。
たとえばプランLで10GB余らせた場合、プランMに変更すると翌月にくりこしできるのは9GBまでとなるので、1GBはムダになってしまいます。
さっき言ってた『くりこし上限』が関係してるんだね!
無理やり頑張って消費する必要はありませんが、もったいないと思うなら変更先のプランの基本データ容量まで使っておくといいでしょう。
UQモバイルのくりこしと節約モードの相性がバツグン!
UQモバイルの節約モードを使えばネット検索やSNSはカウントフリーで楽しめるので、データ容量をゴリゴリ余らせることができます。
この余らせたデータ容量を翌月にまわせば、「翌月はガッツリゲームを楽しむぞ!」なんてこともできるので、めちゃくちゃ効率がいいんです。
あたりまえですが、毎月使うデータ容量はまったく一緒というわけではありません。使う月もあれば使わない月もありますよね。
- 節約モードでムダなデータ消費を減らす
- くりこしてガッツリ使う
しかしこのサイクルを繰り返せば、速度制限にかかることもないですし、チャージをすることもなくなるわけです。
「安い料金で思いっきりデータを使える」、ここまで効率のいい仕組みは他の格安SIMにはありません。
まとめ:UQモバイルは余っても翌月にくりこしできるので安心!ターボ機能で効率よく使っていこう
UQモバイルはどのプランでも翌月にデータを繰り越すことができます。
もちろん翌月はくりこし分から消費されていくので、ムダなく使っていくことが可能です。
注意ポイント
- くりこし分の期限は翌月末まで
- くりこしは上限がある
- チャージ分はくりこし不可
UQモバイルのくりこしについては、上3つの注意点さえ理解しておけばバッチリです。
節約モード&くりこしを上手く使いデータをコントロールしていけば、より安く快適にスマホを使っていけますよー!