auモデルのXperia XZ3が安くなっていたので我慢できずに購入してしまいました。
発売当初は9万円もしていたXZ3が、今や4万円代と半額以下…。型落ちといえど、発売は2018年の11月なのでかなりお買い得ですよね。
そんなXperia XZ3を1ヶ月使い倒してみたので、気づいたメリット・デメリットを紹介していこうかなと思います。
もくじ
Xperia XZ3の外観をレビュー
約6.0インチの大画面ディスプレイとご対面!
最近流行りのノッチは付いていません。
背面の素材はガラスを使っており、シングルカメラと指紋センサーを搭載しています。

高級感があるね!
本体上部にはサブマイクとSIMトレイが搭載されています。
SIMトレイは手で開けられるようになっているので、SIMピンは必要ありません。
本体右側には、上から順に音量キー・電源キー・カメラキーが付いています。
本体左側には何も付いていません。
本体下部には、USB-Cポートとマイクを搭載。
XZ3にはイヤホン端子が付いておらず、付属の専用アダプターをかませてイヤホンを接続するようになります。

画像を見たらわかるけど、XZ3は湾曲したデザインになってるよ!
SIMトレイは、SIMカードが1枚とSDカード(最大512GBまで)が入るようになっています。
DSDS(DSDV)を利用するつもりなら、他のスマホを探しましょう。
地味にいいなと思ったのが、スピーカーの位置。
XZ3のスピーカーは側面とディスプレイの間に設置されているので、スマホを横持ちしてもスピーカーを手で塞ぐことがありません。
Xperia XZ3の付属品を紹介
XZ3の付属品
- XZ3本体
- 取り扱い説明書
- ご利用にあたっての注意事項
- 設定ガイド
- イヤホンアダプター
ACアダプターやUSBケーブルは必要に応じて、別途購入するようになります。
Xperia XZ3のサイズ感はどのくらい?他のスマホと比較してみた!
左からiPhone XS・AQUOS R3・Xperia XZ3
Xperia XZ3のサイズ感を把握するため、他のスマホを隣に並べてくらべてみました。
最近のスマホは巨大化の一途をたどっていますが、その中でもXZ3は大きい部類に入ります。
コンパクトなスマホを使っている方は使っていくうちに慣れてくるとは思いますが、はじめは違和感を感じるかもしれません。
マッキーペンよりちょっと大きいくらいです(わかりにくいかな…)。
Xperia XZ3の使い心地について
XZ3は193gとそこそこ重いですが、厚さが9.9㎜とうすく湾曲しているので手にしっかりとフィットします。
レスポンスもよく1ヶ月使っていますが、今のことろ処理落ちとかもないので快適です。
使っていて感じたデメリットもいくつかありますが、全体的にみたらメリットの方がはるかに多いと感じました。
4万円で購入しましたが、冗談抜きでいい買い物ができたなと思います。
Xperia XZ3のデメリット・うーんと感じたところ
実際に使ってみて感じたデメリットを紹介していきます。
指紋センサーの位置が悪くタッチしづらい
XZ3の背面には指紋センサーが付いていますが、センサーの位置が低すぎてめちゃくちゃ使いづらいです。
背面に指紋センサーが付いているスマホってだいたい握った時にちょうど人差し指がセンサーの位置にくるんですが、XZ3は全然位置が合わないという。
なんならカメラレンズをタッチしてしまう始末で、端末のかなり下の方を持たないと指紋認証ができません。
ぶっちゃけコードを入力するのとストレスは変わらないんじゃないかと感じました。

これは人によるね!
下の方がタッチしやすいって人もいるだろうし。
指紋がベタベタ付きやすい
ケースなしで使っているとこんな感じで指紋がベタベタ付きます。
指紋が気になるようならケースを買った方がいいでしょう。
使っていると『サイドセンス』が誤作動してしまう
XZ3には『サイドセンス』と呼ばれるランチャー機能があり、ディスプレイの端をダブルタップすることで画像のようなショートカットメニューが現れます。
が、使っているとダブルタッチしたつもりはないのに、手があたって『サイドセンス』が起動することがしばしば。
便利な機能ではありますが、いつの間にか使わなくなっていました。
ただ他のレビュー記事で「ダブルタップしても起動しない」といった情報を聞いていたのですが、ボクはそこまで悪い印象は受けませんでした。
じんわり発熱する
長時間Youtubeなどの動画を見ていたり、オンラインゲームをしていると本体がじんわり発熱してきます。
「これ大丈夫か!?」ってほど熱くなるわけではありませんが、発熱を気にしながら使わなければならないのでちょっと残念です。
アプリを一度にたくさん起動したり、長時間ゲームや動画を楽しむ方は注意しなければなりません。
Xperia XZ3のメリット・いいところ
有機ELディスプレイを採用しているので画面がキレイ!
有機ELディスプレイを搭載しているので、画面がめちゃくちゃキレイです。
また解像度も2,880×1,440と高く、動画やゲームをメインに楽しみたい方にはぴったりでしょう。
左が液晶ディスプレイ、右が有機ELディスプレイ
液晶ディスプレイを隣に並べるとわかりやすいですが、有機ELディスプレイの方が発色がよく、映像もクリアに表示されます。

ワンセグとの相性もバツグンね!
『指紋認証』『顔認証』の2つが使える!
Xperia XZ3は『指紋認証』と『顔認証』の両方に対応しており、どちらかが反応してくれる可能性が高いので、わざわざコードを入力しなくても大丈夫です。
指紋認証バージョン
『指紋認証』の解除スピードはそこそこですが、精度はいいと思います。
先ほども紹介しましたが、センサーの位置が低いのがネックです。
顔認証バージョン
XZ3のロック解除は基本的に『顔認証』を使っています。
認証されてから上にスライドしないと解除できないのがメンドくさいですが、解除スピード・精度については不満はありません。
防水・防塵・おサイフケータイ(Felica)が使える!
防水・防塵はさておき、おサイフケータイが使えるのは大きなメリットと言えます。
毎日のように改札やコンビニでおサイフケータイを使うボクみたいな人間にとっては、外せない機能です。
スマホによってはリーダーにくっつけるくらい近づけないと反応しないものや、なかなか反応しないものがありますが、今のことろ不具合はありません。
最新のオンラインゲームも快適にプレイできる!
試しにスマホの性能ははっきり表れる『PUBGモバイル』をプレイしてみましたが、サクサク動作してくれました。
カクツキやフリーズもありませんでした。
デフォルト設定は『HD画質』に設定されます。
グラフィックもこの設定で問題なくプレイできます(発熱がひどくなりますが)。
Antutuでベンチマークスコアを測定してみたところ、253,610点と文句なしのハイエンドクラスでした。
Geekbenchでも測定しましたがシングルスコアが2,378点、マルチスコアが8,202点でした。
ちなみに最近リリースされた『ポケモンマスター』も問題なくプレイできます。
バッテリー持ちも悪くない!
1ヶ月ほど使っていますが、バッテリー性能の劣化は感じません。
バッテリーの消費率
- Youtubeを1時間視聴:13%消費
- PUBGを30分(1試合)プレイ:10%消費
特別いいというわけではありませんが、相対的にみたら良い方だなと思います。
ただ充電スピードは遅いと感じました。
『いたわり充電』をONにしていると、10%からフル充電されるまでに3時間ほどかかりました。
いたわり充電とは
スマホのバッテリー寿命を延ばすために、充電スピードを調節する機能
ワイヤレス充電に対応している!
充電マットがあれば、ワイヤレス充電を使うことができます。
わざわざケーブルを接続することなく、マットに置くだけで充電されるのでかなり便利です。
マットによる違いはあるかもですが、やはりUSBケーブルを接続して充電するよりは遅くなるのでその点は注意してください。
カメラ性能もなかなかいい!
風景を撮ってみた
シングルカメラにしては思ったより綺麗に撮れました。
食べ物を撮ってみた

13種類のシーンと4つのコンディションを自動で認識し、
最適な写真に仕上げてくれます。
背景をボカして撮ってみた
背景をボカすことはできていますが、綺麗にボカすのはなかなか難しかったです(何回か撮り直しました、自分の力不足ですね)。
また被写体と背景がそこそこ離れていないと撮影に失敗するので、シーンを選ぶなーと感じました。
夜景を撮ってみた
夜景撮影はそこそこ綺麗に撮れますが、白トビが目立つ印象です。
『スマートカメラ起動』が便利!
GIFのように横向きに持ち上げるとカメラが自動で起動します。
カメラを日常的によく使う人は撮りたいときにすぐ起動できるので、かなり便利です。
反応しないことが稀にありますが、地味に便利で重宝しています。
Xperia XZ3の口コミ・評判
スペックのわりに安く売られていた、昨年モデルのXperia XZ3。有機ELディスプレイにも惹かれてゲトしてみた
能力的には問題ない
…が、使い勝手(パッケージング)の部分でいくつか気に食わないところがある。安売りの理由はそんなところかと感じたここ1週間— ぽっちー (@pochi_m) August 16, 2019
エクスペリアのXZ3に機種変してからくっそ快適
(スペックとかは知らん)— 長谷川泰三 (@ill3310) April 17, 2019
XZ3は指紋認証ではなくカメラをベチャッと触ってしまう
— ういおり 休止中 (@uiori_xiaomi) February 19, 2019
Xperia XZ3をオトクに購入するには
au・ドコモ・ソフトバンクで購入する方法
auで購入する
- 販売価格:43,200円
『アップグレードEX』を利用して26ヶ月目以降に機種変更をすると実質30,960円になります。
ドコモで購入する
- 販売価格:91,368円
『スマホおかえしプログラム』を利用して24ヶ月以内に機種変更すると実質60,912円になります。
ソフトバンクで購入する
- 販売価格:64,800円
25ヶ月目に機種変更すると実質32,400円になります。
au・ソフトバンクにくらべると、ドコモはまだ高いです。
イオシスでSIMフリー版を購入する
格安SIMを入れて使いたい方は、イオシスでSIMフリー版を買うのも方法の1つです。
ボクはイオシスでSIMロック解除されたau版の未使用品を購入しました。
Amazonやメルカリなどで購入することもできますが、ちゃんと届かなかったりジャンク品を掴まされたりというリスクを考えると、信頼性のあるイオシスで購入した方が安パイだと思います。
それに価格も4万円代とリーズナブルです!
まとめ:
XZ3はこんな人におすすめ
- 予算が5万円以内
- スペックはそれなりに求める
- カメラはそこそこ綺麗ならオッケー
- おサイフケータイを使う
飛び抜けてコレがすごい!という特徴があるスマホではありませんが、1年前に発売されたハイエンドモデルが4万円代で購入できるのはすごいことだと思います。
細かいことを言えば「これはちょっと…」という部分がいくつかありますが、大したデメリットはなく、強いていうならば指紋センサーの位置が悪いことくらいです。
あまり予算はかけたくないけど、おサイフケータイが使えてハイスペックなスマホが欲しいという方は、間違いなく満足できると思いますよ!